「虚像」とは、
レンズや鏡で屈折、反射された光線が実際には像に集まらないが、
光線を逆向きに延長すると集まって一種の像を作ることをいう
または、実際とは正反対の姿を指しているとあります
⇔「実像」反対の意味
以前に、可能性について、過去の経験や記憶に支配されているというお話しをしました。
後悔を無くす方法は、過去を認め受け入れることが重要ですよと・・・
ここで、注意が必要でした!
過去の記憶の中には、失敗や後悔ばかりではなく、過去、出来ていた記憶
過去、成功していた自分、評価され自信満々だった記憶というものも存在します
良いイメージだけを抽出し、今後に生かしていける脳力を持てている方ならば
全く問題はないのですが。
ここで、過去の「虚像」が現れてくると厄介です
虚の自分が出てくるのです
過去、出来ていた自分、出来ていたと勘違いしている自分の場合も多いにあります
これまた厄介なやつです!
過去虚は、すぐに払い捨てましょう!キッパリと! 笑
虚の自分が出てくると、自分は今やらなくてもやれるからと
やらない理由、やれない理由をいかにも正論かのように出してきます
過去の栄光とか、それは未来には役に立たないことに気付きましょう
栄光にすがって生きることはできないからです
後ろを向かずに前を向いて歩きましょう
プロゴルファーの宮里藍さんの話ですが
彼女も若いうちに、いっきに頂点に上がり、
いつしか本来の自分、あるべき姿を見失っていたそうです
そこから長いスランプに入り、フォームの改善や身体づくりを変えてみたり、
メンタル強化に取り組んでみたり
その結果、ようやく気づいたものが
まさに【過去虚】虚の自分がそこにいました
彼女は、素直に自分の【現在地】を受け入れたそうです
現在地を受け入れたことで、しっかりと地に足をつけることができ
軌道修正に成功したそうです
世界で活躍する名プレイヤーでも、惑わされる【過去虚】恐るべしです
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